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HDCD考察(1):WMP再生
HDCDなCDをパソコンで手軽に高音質で楽しむまでのメモ。長くなったので複数回に分ける。
今回は、HDCDの規格についてと、Windows Media Playerの設定と再生挙動の検証について。


◆動機

  • 数年前の祭騒ぎで購入したVH7PCのおかげで、スピーカーならHDCD再生環境には困っていなかった。
  • が、VH7PCはヘッドフォン出力品質がウンコー。近頃はヘッドフォン利用が主体となっていたので不満が募る。
  • Windows Media Player(以下WMP)が9になってHDCD再生に正式対応。PC+ヘッドフォンでHDCD再生可能に。 しかしSound Blaster Audigyでは24ビットオーディオを使うと音が途切れまくりで更に欲求不満。

長らくHDCDなCDとヘッドフォンを持て余していたが、オーディオデバイスUA-101を導入。
ようやく本来のクオリティでHDCDを楽しめるようにはなった。めでたしめでたし。
しかし、PCに音楽をため込んで聞くスタイルに慣れた身としては色々と面倒くさい。


  • 普通にリッピングしたwavファイルでは通常のCD相当の音質での再生しかできない。
  • cue+wavでリッピングしてDAEMON ToolsなどでマウントすればHDCDデコード再生可能。
  • いずれにしてもWMP以外では本来の音質でHDCD再生できない。

結局、いちいちCDイメージをマウントし直してWMPを起動しなければならない。
HDCD相当のwavを抽出して手軽に曲単位で再生したい!好きな再生ソフトで楽しみたい!
という意気込みで、PCにおけるHDCDの取り扱い方について色々と調べてみることにした。



◆HDCDとは


Googleなどで検索すれば色々出てくる中、2番目に挙げたサイトで大変詳細な考察がなされている。
つまりは、20bit相当のデータを16bitに頑張ってエンコードして再生時にデコードする技術らしい。
中でもピークエクステンションモードが通常再生とHDCDデコード再生とで大きな差を生みそう。
リンク先でも書いてあるが、6dB圧縮された情報を正しく再生するか否かで音が相当変わるだろう。


◆WMPの設定とHDCD再生挙動の検証
HDCDデコード再生のためのWMPの設定については多くのサイトで紹介されているが、
この設定と実際の再生音質とが一致しない状況があるため、実は結構ややこしい。
またHDCDマークの表示と再生音質との関係も妙なことになっているので、整理しておく。
UA-101・Sound Blaster Audigy・VH7PC(USB接続)の全てで同じ挙動を示したので普遍性はあると思う。


  • [プレイビュー]を右or左クリック - その他のオプション - デバイス - スピーカーのプロパティを開く。
    [オーディオCDに24ビットオーディオを使う]というチェックボックスに対し、
    • チェックが入っていない場合、HDCDなCD再生時に白いHDCDマークが点灯する。
      この場合、HDCDなCDであっても通常のCD扱いで再生される。
    • チェックが入っている場合、HDCDなCD再生時にもHDCDマークは点灯しない
      この場合、HDCDなCDならばHDCDデコードされて再生される。
  • [オーディオCDに24ビットオーディオを使う]の設定変更は、すぐには反映されない。
    具体的には、以下のような状況では変更前の設定が適用されたままなので注意。
    • 停止中に設定変更後、再生ボタンを押して再生し直す。
    • 再生中に設定変更後、停止ボタンを押してから再生ボタンを押して再生し直す。
    設定を変更した後は、必ず以下のいずれかの操作を行って反映させること。
    • プレイビューの右側のリストから任意の曲をダブルクリックして再生し直す。
    • 早送りまたは巻き戻しボタンを押して一度別のトラックに移動する。
    • WMPを再起動する。

つまり、あるCDがHDCDフォーマットかどうかをHDCDマーク点灯の有無で確かめるためには、
[オーディオCDに24ビット~]にチェックを入れていてはいけない
、ということだ。
そしてHDCDマークが点灯した場合、本来の音質で楽しむためには設定にチェックを入れて、
設定変更を反映させる操作をしてから再生しなおす必要がある

全く、なんだってWMPはこんなワケの分からない妙な仕様になってるんだろう。
HDCDを正しく再生してる時にはHDCDマークを表示しないなんて、ほとんどバグじゃないかと思うほど。


(追記:2007/08/13)
こちらのリンクによれば、WMP11になってからこういう妙な点灯・非点灯の仕様になったらしい。
そういえばWMP9の頃は、24ビット切で白、24ビット入りで何色だったかの色分け点灯してたような。
尚更なんで改悪してるんだろうと思う。要望出す人が多ければ対応してもらえるかな。

-----追記ここまで-----

◆WMP設定と再生音量
WMPにはもう一つ、音楽CD再生に関して一見不思議に思える仕様が存在する。
[オーディオCDに24ビット~]の設定によって、普通の音楽CDの再生挙動も変化するのだ。
具体的には、[オーディオCDに24ビット~]にチェックが入っている場合、
普通のCDはチェックが入っていない時に比べて半分の音量で再生される。
あれっ普通のCDも高音質再生されるの!? と一瞬勘違いするかもしれないが、音量が小さくなるだけ。


なんでこんな仕様になっているかは、おそらくHDCDなCD再生時と聴覚上の音量を揃えるためだ。
前述したとおり、ピークエクステンションモードを利用しているHDCDではデータが6dB分圧縮されている。
デコード再生時にはその6dB分だけピークの領域が拡張される(=ピークの解像度が高まる)。
対して圧縮されていなかったデータには変化が無く、相対的に6dB小さくなることになる。
よってデコード前と比べると“平均的な”音量が最大で約6dB、つまり半分くらい小さくなる。
もし普通のCDの音量が半分にならないなら、HDCDなCDと連続して聞くと音量の差が大きすぎるため
いちいち機器の音量かWMPのマスター音量を変えてやらないといけないところだ。
これはWMPなかなかGJ。VH7PCはそんな気遣いしてくれないぞ。まあ人によって好みが分かれそうだけど。



◆余談と次回以降の予告

[PC環境の問題]
WMPでHDCDデコード再生しても、サウンドカードが24ビットオーディオに対応していない場合、
おそらくHDCDの20ビット中の下位4ビットを切り捨てた16ビット再生になるものと思われる。
最近のPCは内蔵サウンド機能でも24ビットをサポートしていることが多いようなので問題ないかな。

[HDCD=High Definition “Compatible Digital”]
てっきりHigh Definition “Compact Disc”だと思ってたが、CDに限定されない技術名だった。
よって「HDCD持ってる」という表現は誤り。「HDCDエンコードされたCD持ってる」なら正解、かなぁ。
もう少し柔らかく「HDCDなCD」という表現にした(記事の冒頭から実践)。そこはかとなく通ぶった感じ。


次回は、本来の趣旨であるHDCDデコード済みのwavファイルを取得する方法についてまとめる予定。
今回の検証で客観的な評価が不足している点や生まれてくる様々な疑問、

  • 本当にWMPはHDCDデコードの有無が切り替わってるのか?音量変化だけじゃないのか?
  • WMPとVH7PCでHDCDデコードに差が生じないのか?
  • WMPは通常の音楽CDの音量を下げるって、ビット落ちして音質悪くなるんじゃないか?
などに対して得られた評価結果や証拠などを記していきたい。
また肝心な問題、
「HDCDデコード再生してるかどうかなんて聞き分けられるの?プラシーボ効果だけじゃね?」
についても追々検証していきたいと思う。

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オーディオビジュアル | 【2007-08-11(Sat) 22:12:04】 | Trackback:(0) | Comments:(0)
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